深川廃寺の暁露
 
 
【解説】 深川廃寺の暁露 暁露(ぎょうろ)−(明け方の露。あさつゆ)

 長門深川廃寺は深川板持の段丘状の台地の最先端部にある。半町四方の寺域内に、塔は白鳳期、金堂は奈良中期建立の伽藍をもつ長門国最古の寺院といわれている。この地が朝鮮半島に近く、仏教も早くから浸透し、長門国の中心的な地域であったことをうかがい知ることがきる。朝露に濡れた廃寺跡に立つと、朱に塗られた壮大な伽藍が、古代の北浦の文化の高さの証として胸に蘇ってくる。
 
 
長門市 深川板持から