○方言について
油谷町向津具久津出身の今津さま(阿知須町在住) からのご意見です。
私は、北浦の方言として、「びいびい」(魚の幼児語)を推薦します。「びいびい」の「びい」破裂音は、VIVLATE VIVIDの「V」だと思います。死んだ魚では、決して表現できません。生き生きとした魚にめぐりあえる、北浦ならではの、是非全国に発信すべき、美しいことばだと思います。
島根県の益田には、この名を使ったお店「ビービー益田」があるようですし、山口県の釣り情報でおなじみの、「BB金光」という方もいらっしゃるようですね。
私が調べたところ、「びいびい」を使う範囲は、山口県では、長門市、大津郡、萩市(見島も含めて)あたりまでのようです。山陽側は全く通じません。県外では、お隣、島根県の益田、津和野、浜田あたりまでで、実際に自分の耳で確認したのは、このあたりです。文献によると、広島県佐伯郡や、愛媛県新居浜市あたりでも使うようです。
さらに、「びいびい」とは、やや異なる形まで含めると、
「びいび」 岡山県 児島
「びんび」 徳島県、高知県、愛媛県
「びんびい」香川県
「びび」 奈良県 吉野郡、香川県、宮崎県
と、西日本の広い範囲に分布しているようです。北浦百景の中で、ぜひ、この北浦のことばの風景の代表ともいえる、「びいびい」を取り上げられてみては、いかがでしょうか。
北浦百景:
今津さまからのご意見を頂いたとき、とても面白いなと思いました。景観の他にも歴史や、文化、習慣などにも考えないといけないなと話合っていましたので、方言についても注目して洗い出す必要があるなと感じました。現在は方言について情報がありませんが、今後の課題として積極的にとりあげていこうと考えています。
方言について、何か情報がありましたら北浦百景までご連絡ください。
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