■ 考え方
 
  成熟した地域を創造するためには、住民が胸を張って地域を語ることができ、そこに生まれ生活することを誇りにできることが肝要だと考えます。その方策として、地域に残る日本人の原点・日本の原風景を感じさせる景観や自然、また人々の暮らしぶり、祭り、言い伝え、文化、歴史、人物等を再発見・再認識し、それらを積極的に掘り起こすことによって生まれる「語れる地域の創造」をめざすこととしました。
 私達の住む長門・大津地域は、棚田や温泉、日本海岸の美しい景観を持ち、金子みすゞや近松門左衛門、香月泰男などの日本人の心を描いた芸術家を輩出し、浦を支えた捕鯨の歴史など先人が残し育んできた貴重な財産をたくさん有しています。
 「北浦百景」の選定は、こうした誇るべき豊かさを「北浦の個性」として全国へ発信しすることにあります。同時に選定を切っ掛けとして、地域が抱える産業・観光・自然・文化面における諸問題を摘出し、日本各地の先進地と比較検討を行い、百景の定着と経済波及効果誘発への挑戦も始めなければなりません。私たちはこうした一連の努力が「オンリーワン地域」として「豊かな誇れる故郷づくり」につながり、自主自立への第一歩だと確信しております。
 地域自らが、自らの将来を切り開く時代の到来に際し、「百景選定」を通して果敢なる長門・大津地域の姿を発信していきたいと考えております。
 
■ 「北浦百景」の選定にあたって
 
地域特性を生かした産業・観光・自然・文化など、独自性のあるものを選定

選定地の磨き上げ
A,選定候補地が最も美しくきらめく時を主体に設定
 @朝・夕・午後・早朝・夕暮れなどの時間帯から
 A季節・天候などから
 B音・光・風など光景に付随する要素を入れて
B,人々の息づかいが伝わる光景からの設定 
 @元気な朝
 Aのどかな午後
 B黄昏の光景
 C温もりが伝わる人の顔や姿
 D祭りにみる人々の熱気
 E子育ての姿から
 F生活を支える産業の面から
 G民俗的な視点から 
C,見慣れた光景の中から懐かしさを呼び起こすものを設定
 @通り、駅、橋などから
 A自然から
 B産業活動の風景から
D,民話・説話からの設定
E,ふるさと歳時記的な角度からの設定
F,歴史・文化的な視点からの設定
H,文学的な視点からの設定
I,車窓から見える美しい景観の設定
J,観光客ウオッチィングによる設定
K,新しい遊びが溶け込んだ景観の設定
L,雄大さの競演・自然美からの設定
M,繊細の美・地域や人の優しさの設定
N,おもてなしの心あふれるものの設定
H,地域を代表する文句なしの景観を設定

 
■アンケートの実施(抜粋)
 

○大内義隆公に関する言い伝えや建築物をもっと深く掘り下げて、墓石や石碑など紹介して欲しい。

○金子みすゞ(みすゞの詩は全国に誇れると思うから)

○日置町利生山(千年祭済み)

○方言 郷土料理 昔遊び

○自然の風景と人情と思うがもう少し積極性がほしい

○青海島北海岸、仙崎漁港、みすゞ道路

○掛渕川河口

○大寧寺(美しい日本の四季を実感できる)

○青海島 油谷の棚田 自然の大きさ山と海

○北浦一帯の海岸風景。人情厚い故郷を表現した芸能
 

 
■選定作業に一般公募者を加える
 
2月28日(金)午後に7時30分から長門市中央公民館 講座室1で選定を行いました。

一般公募で集まって頂いた選定員の方たち。

近藤 要(長門市)、田原富子(長門市)、片山範夫(長門市)、
橘 厳子(長門市)、山崎保江(長門市)、小田昭雄(三隅町)、
中原正治(長門市)