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パナソニックより新型コロナウィルス感染拡大の影響による納期不明→受注停止についての連絡


パナソニックから新型コロナウイルス感染拡大の影響で一部の商品が納期不明→受注停止になった旨の連絡(第3報)が届きました。(第1報は既報。第2報は届いていないので抜けています)
システムキッチンとビルトイン食洗機、便器が受注停止となっています。

 

システムバスや洗面化粧台は納期未定のままですが、実質は受注停止と変わらない状況だと思われます。

 

エコキュート等の給湯機器は今のところ大丈夫みたいですが、予断を許さない状況です。

2020年02月19日

ノーリツより新型コロナウィルス感染拡大の影響による納期回答についての連絡(主にIHと食洗機)


ノーリツから新型コロナウイルス感染拡大の影響で納期回答ができなくなった商品についてのリストが届きました。
IHヒーターはパナソニックと日立については既報ですが、新たに三菱も発注できないことが分かりました。

同じく食器洗い乾燥機も三菱が発注できなくなっています。

給湯器も一部納期回答ができないものが出てきているので、来月あたりにはもっと影響が広がる可能性があります。

とにかく早めに情報を入手してお客様へなるべく迷惑をかけないようにしたいと思います。

2020年02月18日

TOTOより新型コロナウィルス感染拡大の影響による商品の受注停止についての連絡が届きました。


TOTOから新型コロナウイルス感染拡大の影響で今度は受注停止になった商品と納期回答ができなくなった商品についての連絡が届きました。(第2信となります)

受注停止になった商品はトイレの便座関連とシステムキッチンです。

システムキッチンはフードやIHは既存を使えば何とかなるかと思っていましたが、「本体を含む全て」となっているので厳しい事になりました。


水栓はよく使用するシャワー水栓や台所水栓は入っていないので少しほっとしています。

ただし状況はめまぐるしく変化する事が予想されるので、引き続き気を引き締めて対応しなければなりません。

2020年02月17日

パナソニックからも新型コロナウィルス感染拡大の影響で商品の納期回答が出来なくなりましたと連絡が届きました。

本日パナソニックからも新型コロナウイルスの影響で一部商品の納期回答が出来なくなりましたという内容の連絡が届きました。(日付は2月10日と遡ってしまいますが・・・)


具体的な内容は以下のとおりです。(こちらもとりあえず第1報です)


こちらは照明機器や暖房乾燥機器の影響でシステムバスも注文できなくなっています。

建材も金具等の関係で注文できません。まだLIXILからは情報がありませんが、似たような状況だと思われます。

給湯設備(エコキュート・エコフィール等)にも影響が出なければ良いのですが・・・。

2020年02月15日

TOTOより新型コロナウィルス感染拡大の影響で商品の納期回答が出来なくなりましたと連絡が有りました。

TOTOから新型コロナウイルスの影響で一部商品の納期の目処がたたなくなりましたという内容の連絡が届きました。


具体的な商品は以下のとおりです。(第1信というところがコワイ)


ウォシュレットは全滅、ネオレスト等の一体型便器も当然ダメです。IHもパナソニック・日立製がアウトです。食洗機もアウトなので、トイレリフォームやキッチンリフォームを予定されているお客様へは早速説明を始めています。

多分これから他のメーカーからも続々と発表が有ると思います。状況を冷静に分析し、落ち着いた行動をとらなければなりません。

2020年02月14日

スマートフォンで給湯器の操作が可能に!長府製作所が「おうち快適アプリ」サービスを開始

長府製作所から給湯器の操作ができるアプリのサービスを開始したとの発表がありました。


「おうち快適アプリ」という名称で、各種給湯器やエアコンの操作や状態表示ができるようになっています。

同様な機能はすでにノーリツやリンナイで導入済ですが、両社は対応機種がガス給湯器のみなのに対して長府製作所ではエコキュートと石油給湯器・(冷)温水熱源機まで対応範囲を拡げているところに優位性があります。


システムのイメージは下図のとおりです。スマートスピーカー(Amazon Echo,Google Home)にも対応します。

わざわざリモコンまで足を運ばなくても部屋の中あるいは外出先からでもスマートフォンやスマートスピーカーで操作ができるという事です。

特にふろリモコンでしかできない追いだきの機能は便利ではないでしょうか?頻繁に変化するリモコン操作になじめない高齢者と同居されている方はインターホンで湯加減を確認して入浴されている方の代わりに追いだき操作を行う事も可能です。

エアコンも遠隔操作が可能ですが、将来的に暖房換気扇等も操作可能になれば居室から入浴前に脱衣室や浴室を事前に暖める事ができるのでヒートショック予防に効果的です。

又は外出先からお湯張りの操作をして、帰ったらすぐに入浴する事も可能です。


すでにエコキュートはHEMSに対応済みでスマートフォンでの操作は可能でしたが、有線LANでの接続や別売基板セットの取付など導入するには敷居が高い状況でした。

今回の改善で一気に石油給湯器・ガス給湯器まで対応機種が増え、専用リモコンから無線で繋がるのではるかに導入がしやすくなりました。

 

このように実家の給湯器に設置すれば、利用状況を確認する事もできます。

 

リモコンは先日導入されたタッチパネル方式のリモコンに無線機能を内蔵させたものです。


こちらはパナソニックのエコキュートに備わっている「温湯セレクト」機能です。熱交換機を利用して浴槽の温度を循環させて調整するので、無駄がありません。(ぬるめは熱回収の応用)現状でも長府製作所のエコキュートは保温と追いだきはできますが、ぬるめに調整する事はできないので、こういった機能を足してもらえばさらに便利になると思われます。(ecoとく付きの機種は対応可能なはず)


これからアプリも順次アップデートされて使いやすくなるでしょうから楽しみです。

2020年01月29日

古いシャワー水栓をTOTOの最新シャワー水栓に取り替える時には?

TOTOのシャワー水栓が今年の四月にモデルチェンジしています。

外国製にひけをとらないスマートなデザインで掃除もしやすそうです。新規に取り付ける分には問題はないのですが、取替時には少々注意が必要となります。それは・・・


既設の配管が新しく、脚の取替に支障が無ければ良いのですが、特に給湯用の銅管は最初の水栓の取付時にねじられている事が多く、なおかつ古い状態であれば取替時にさらにねじる事で亀裂が入る可能性が高いので、既設の脚を残して新しい水栓に取り替える事が時々あります。

今回TOTOのシャワー水栓はグローバルスタンダード化の流れを受け、ヨーロッパ規格に基づき接続脚の芯間寸法が90mmから150mmに変わり、なおかつナットが脚側でなく本体側に付くようになりました。


今までは既設の脚をそのまま使用できたのですが、規格が変わってしまったので、下図のようなアダプターを使用しなければならなくなりました。


取付後はこのような状態になります。アダプターの価格は高く、凸凹が多いので掃除がしずらくなります。水栓の位置も高さで28mm上昇し、手前には50mm出てくる等色々と問題も多く、お客様には申し訳の無い思いをしていました。

 

現場の声が届いたのか、最近新しいアダプターが発売されました。


こちらのアダプターを使えば手前に33mm出てくるだけで、見た目もすっきりします。



費用的にも従来6,500円×2個必要だったものが4,300円×1個で済み、負担が少なくなりました。

ヨーロッパ規格のシャワー水栓は今のところTOTOだけですが、これからは他のメーカーも切り替わっていく事が予想されます。

2019年12月26日

増築せずにお風呂を広くできるノーリツのシステムバス・ユパティオヒロイ

既設の浴室が狭く、できれば1坪のシステムバスを設置したいけど、増築にかかる費用を見積した結果、あきらめて0.75坪のシステムバスを設置されたという方は多いのではないでしょうか?

ノーリツから発売されているユパティオヒロイはそういった増築にかかる費用を最小限に抑えるために工夫を凝らしたシステムバスです。


床から屋根にわたる「専用出窓」を開発して基礎・外壁・屋根工事を行わなくても浴室空間を広くする事ができます。


元々1坪タイプが設置可能な浴室でも脱衣室が狭くて洗濯機が置けない場合はこのシステムバスを活用する事で洗面化粧台と洗濯機を設置する事が可能になります。

又は廊下側に小規模な収納スペースを設ける事も可能になります。

 

ただしどんなケースでも拡張できるわけではありません。

下図のように浴槽の長辺方向が伸ばせない間取りや、隣の部屋が出っ張って入隅になっている場合は出窓が設置できません。


出窓上部やサイド部にもガラスが付いているので、非常に開放的な雰囲気になります。


この写真からも開放的な雰囲気が伝わってきます

 

断面図を見ていただくのがどういう風に工夫を凝らされているのかが一番分かりやすいと思います。


と、ここまで紹介してきて恐縮ですが、ノーリツは2020年6月末をもって住設システム分野から撤退する事を発表しています。

しかし、こういったすばらしい技術はいずれ他社からより洗練された形で引き継いでいかれるのではないでしょうか?その為にも紹介される機会は少しでも多い方が良いはずだという思いから記事にしました。

 

2019年12月25日

長府製作所からベンチカウンタープランのシステムバスが新発売

長府製作所からシステムバス・ユメリアBJKシリーズの新プランが発表されました。


安心・安全・快適に入浴できるベンチカウンタープランです。


ベンチから座ったままで安心して浴槽に出入りできるだけではなくて、浴槽本体も専用デザインとなっており、安全性を高める様々な工夫がされています。


移動用には背もたれ兼用のバックレストが付いています。

 

パナソニックのシステムバス・リフォムスに付いている手すりの形状と非常によく似ています。



ベンチカウンタータイプといえば、弊社の施工例でも紹介させていただいておりますが、TOTOのサザナが有名でしょう。

カラーのせいかやたらと高級感を漂わせていますが、標準仕様の価格はユメリアとほぼ同じです。


ユメリアとサザナの違いを比較してみましょう。

ユメリアの平面図です。浴槽内に手すりは付きませんが、内部の凹んでいる部分が手を置いてささえる事ができる形状になっています。

浴槽の縁に座りやすいようにわざわざ排水用のボタンも中央に移動させています。


サザナの平面図です。上図と左右が逆ですが、浴槽に滑り止め効果のあるステップが付いております。


ユメリアの断面図です。浴槽のまたぎ高さが415mmで、深さが450mmなので高低差が35mmとなり、出入りがスムーズに行えます。


サザナの断面図です。浴槽のまたぎ高さが420mmで深さが500mmなので高低差は80mmとなります。このあたりは排水口の位置を移動してまで浴槽の深さにこだわったユメリアが有利です(ユメリアの他のプランでは浴槽の深さは480mm)。


こちらは2008年初登場のTOTOスプリノシリーズのベンチカウンタータイプです。以前からもベンチ状のカウンターが付いたシステムバスは様々なメーカーから販売されていましたが、シートを付けて「座ったまま」浴槽へ出入りできる機能をうたったシステムバスはこれが最初だったのではないかと思います。

 

この頃は安心して入浴できる事が最重要だったようで、浴槽の長さを短めにして、入浴後に体が滑り込まない様な配慮がされています。



ちなみにサザナの上級グレードのシンラでは「コンフォート」ベンチという名称で画像の様に浴槽とつながっておらず、バリアフリーの機能より快適性を重視したデザインとなっております。

 

2019年12月20日

似ているようで実は形状が違う?新型TOTOサザナのゆるリラ浴槽とシンラのファーストクラス浴槽

先日TOTOのシステムバス・新型サザナのゆるリラ浴槽が上級グレードの「シンラ」のファーストクラス浴槽と同等の形状になりましたと報告をさせていただきました。

その後TOTOのQ&Aコーナーを確認すると、ゆるリラ浴槽に関する項目が追加されており、そこには「ゆるリラ浴槽はファーストクラス浴槽の思想を受け継ぎながらも形状は大幅に異なります」と掲載されていました。


以前は断面図を見ただけで形状はほぼ同じだろうと思いこんでいましたが、「大幅に」と書かれていると気になります。そこでカタログの資料で確認をしてみました。

まずは新型サザナ 1616サイズのゆるリラ浴槽からです。



浴槽の形状と各部寸法は以下の様になります。※()内の寸法は1717サイズのものです。


次はシンラ 1616サイズのファーストクラス浴槽です。標準はステップなしですが、サザナのゆるリラ浴槽に合わせてオプション仕様のステップ付きで比較をします。


浴槽の形状と各部寸法は以下の様になります。※()内の寸法は1717サイズのものです。


図面を重ねてみると違いが良く分かります、まずは平面図から。

青色がサザナのゆるリラ浴槽ですが、少しスリムな形状で、ステップの奥行も違います。

ヘッドレストがないせいか首まわりのサポート形状も大きく異なります。


次に断面図で比較をします。

ゆるリラ浴槽はステップ部分の奥行が長い分、背もたれがファーストクラス浴槽より後退しています。入浴姿勢の安定性をより重視したためかもしれません。

ファーストクラス浴槽はステップの奥行も短めで、ヘッドレストがある分よりリラックスした姿勢がとれるようになっていると言えるでしょう。


浴槽の形状の違いをまとめると、ゆるリラ浴槽はこれまでステップが付いていたラウンド浴槽に変わる基本仕様になった関係か、安定性重視の形状となり、ファーストクラス浴槽はプレミアムグレードらしくより「気持ちよさ」を重視した形状になっています。

それにしても、Q&Aコーナーに気が付かなければ「ゆるリラ浴槽とファーストクラス浴槽の形状はほぼ同じですよ」とお客様に伝えてしまうところでした。

2019年12月04日

ネオレストに限りなく近づいた?2020年2月発売新型ピュアレストEX

先日TOTOのタンクレス便器・ネオレストの非常に凝った洗浄方式を紹介させていただきましたが、タンク式便器のピュアレストEXも来年2月発売の新型ではよく似た洗浄方式に変わりました。


全体の造形は凸凹の少ないとてもすっきりとしたデザインに進化しています。最も大きな変更点はその洗浄方式です。これまではウォシュレットのノズル付近、つまり便器の後半部分から前側に洗浄水を流していましたが、ネオレストと同様反対方向の後ろ側へ洗浄水を流す方式に変わりました。

洗浄方式が変わった事で汚れやすい便器の後半部分をしっかり洗え、吐水口も見えにくくなり外見もスマートになったそうです。


実物を見る機会があったので確認をしてみました。確かに吐水口は後ろ側に移動しています。

 

カタログ写真では写っていませんが、前側にもう一つ吐水口が付いています。カタログにも「2つの水流」でしっかり洗浄と書いてあります。


下の画像がネオレストの吐水口です。こちらは吐水口は一か所のみです。


吐水口のレイアウトはなぜ違うのでしょう?ネオレストでは水圧に左右されるタンクレストイレの弱点を克服するために吐水口からの水流は「洗う」だけで、勢いの弱った水流は内蔵ポンプで加圧して「押し流す」仕組みになっています。なので、吐水口は一か所ですむのだと思われます。

「洗う」は結構おとなしく流れるのですが、「流す」は「押し込む」といった感じで結構勢いが強く、緻密に制御されている精密機械のような高級感を感じます。


ピュアレストEXはタンクに溜めた水を二か所の吐水口からの水流で汚物を結構勢いよく「洗い流し」ます。

画像は最初のピュアレストですが、元々はこのような位置に吐水口が付いていました。最初画像を見たときは今回の改良でネオレストと同じ一か所の吐水口になったのか?と思いましたが、やはり節水タイプのタンク式では二か所吐水口を設けないと洗浄性能は満たせないようです。



もうひとつの大きな変化は吐水口の位置を変えた事で便器の前側での洗浄水の勢いが抑えられるので、水はねの量も減りフチの返しも小さくなり掃除がしやすくなりました。

 

こちらは以前のピュアレストEXの特徴説明です。同じ「フチなし形状」・「トルネード洗浄」でも形状が違うのが良く分かります。

 

断面図でフチなし形状の比較をしてみましょう。まずは現行型、結構フチの返しが目立ちます。

 


これは新型。かなりフチの返しが小さくなっています。

 

こちらはネオレストの断面です。ボウル面の形状は違いますが、フチの返しの小ささは同じ位です。


今回の新技術はタンク式便器ではピュアレストEXとGGシリーズのみに搭載されましたが、いずれは普及価格帯のピュアレストQRにも搭載されるはずです。

 

2019年11月30日

2020年2月発売のパナソニック新型Lクラス

先日概要が明らかになったTOTOサザナに続き、パナソニックのシステムバス「新型Lクラス」が発表されました。


新たなリラックス機能が標準装備になりました。「リゾートバブル」と呼ばれる大きな泡で全身を刺激し、短時間の入浴でもしっかり体を温める事ができるのが大きな特徴です。

効果はゆっくり効いてくるけど、入浴後も効果が持続するという対照的な効能の「酸素美泡湯」(オプション装備)との併設も可能との事です。



地味だけれど見逃せない追加項目がこちらです。壁柄に「プレミアムグレード」より上級の「スーパープレミアムグレード」が加わりました。

どこが注目かというと、これまでどんなに高級なグレードの壁でも不可能だった壁柄の連続を表現する事が可能になった事です。

目地が有るとはいえ、隣同士の柄がずれている様子は高級グレードとしては見過ごせない部分ではありました。

制作工程上どうしてもできなかった壁柄の連続性をまさにオーダーでパネルにインクジェットで一枚一枚印刷をする事で実現しています。(見事に壁柄が連続している最初の画像を参照)


最後に将来大きな発展が見込まれる個所を紹介しましょう。浴室の様々な機能が一つの「液晶リモコン」に集約されました。

多分今後はパナソニックがくらしの統合プラットフォームとしてすすめている「HOMEⅩ」にしたがい、給湯器の制御やインターネット等様々な機能を取り込んで単なるリモコンから多機能なディスプレイへと進化していくはじめの一歩なのではないかと想像しています。


 

2019年11月18日

2020年2月発売のTOTO新型サザナ

来年2月より発売されるTOTOのシステムバス新型サザナの概要が発表されました。


最大の特徴は浴槽が上級グレード・シンラの「ファーストクラス浴槽」と同等の形状の「ゆるリラ浴槽」に変わった事です。



これまでシンラで「ファーストクラス浴槽」を体験されたお客様から「とてもリラックスできる」とご好評をいただいていたので、より手頃な価格帯のサザナで同じデザインが選べるようになった事は非常にありがたいです。


実際にシンラの浴槽の形状をサザナの浴槽の断面写真と重ね併せてみるとほぼ同じ形状だという事が分かります。そしてこの入浴シルエットを見て思い出した画像があります。それは・・・


TOTOが2017年に発表した浴槽「フローテーション・タブ」の入浴画像でした。

浴槽につかるよりは、シャワーで済ますことが多い海外に「ただのバスタブではなく、お湯の浮力を生かしたリラクゼーション装置として見せれば、日本の入浴文化を発信しやすいと考え」作製したそうです。


「ゆるリラ浴槽」につかったときの姿勢は下図の中間に近いものだという事が分かります。


そしてこれが「フローテーション・タブ」の本体です。この形状を見るとこれをそのままシステムバスの浴槽のデザインとして落とし込むのはさすがに無理だなと思います。

これを違和感の少ない形状にまとめたのが「ファーストクラス浴槽」や「ゆるリラ浴槽」なのでしょう。普及し、モデルチェンジするにつれて少しづつオリジナルのデザインに近づいていくのかもしれません。


他の箇所もより使いやすさを追求した、きめ細かい変更が行われています。シャワーバーはアーチ型となり、座ったときに手元に近くなるデザインになりました。


カウンター正面に付いていた収納棚は側面に移動し、出し入れがスムーズになりました。


シャワー水栓の形状も変更され、ボトルなどの一時置き場としても使えるデザインになりました。


ほっカラリ床のパターンもシンラと同じ高級感あふれるデザインになりました。細かいことですが、浴槽とカウンターの色も低彩度化されて落ち着きを増しています。

 

2019年11月06日

中国電力の卒FIT ぐっとずっと。グリーンフィット「お預かりプラン」

中国電力より太陽光発電の固定価格買取制度による余剰電力の買取期間満了後のサービスの内容が発表されましたので、お知らせします。
話題の「仮想蓄電」とはどういったサービスなのでしょうか?


だれもが気になっているのは、余剰電力の買い取り価格でしょう。中国電力では7.15円/kWhで買い取るとの事です。買電価格との差に驚いてしまいますね。

 

そして「お預かりプラン」(こちらが「仮想蓄電」サービスです。)に加入すると、昼間時間の余剰電力を預かったとして「プレミアムポイント」に、預かった電力を夜間電力へ使用した電力を「ボーナスポイント」としてそれぞれ1kWhあたり1ポイントとして加算する内容となっています。現金ではなく「エネルギアポイント」で進呈となるので、7.15円+約2ポイント/kWhになります。


当初「仮想蓄電システム」と聞いてときには、昼間の余剰電力を「預け」、夜間で使用した電力の一部とみなし、相殺してもらえるのかと期待をしていましたが、そんなに甘くはなかったようです。けれど他社の様な別途サービス料金は不要なので分かりやすいとは言えます。

 

では余剰電力を蓄電池に溜めて夜間電力として使用した場合の方が経済的なメリットは大きいのでしょうか?比較リスト(1年間分での比較です。)によると設置コストの方が蓄電池への充放電による節電分より高く、経済的にはマイナスになってしまうそうです。(蓄電池の設置工事を含んだkWh当たりの単価はもっと高くなるので、リストに表示されている金額よりも実際はもっとマイナスになるものと予想されます。)

 

参考までに東京電力の「再エネおあずかりプラン」も紹介しましょう。こちらは余剰電力を250kWhまで使用した時間帯の単価で計算し、相殺してくれます。

それ以上の余剰電力の単価は8.5円/kWhとなっています。一見おトクそうなプランですが、別途月額4千円のサービス料金が必要となります。(多分この4千円が250kWh分を時間帯の単価で買い取っても実際には8.5円/kWhに近い金額に近づける為の調整費なのではないでしょうか?)

 

実質8.5円プラスの売電単価となり、ポイント制ではないので、利用者によってはメリットが高いように見えます。しかし4千円払って仮に余剰電力が500kWhあっても月572円の差なので標準プランを利用される方が大半なのではないでしょうか?。

572円の差が出てくるのは300kWh位からで、それ以上いくら余剰電力が増えても572円以上にはなりません(250kWh以上の買取金額はどちらも8.5円/kWhなので)し、発電量の少ない月は標準プランより買取金額がかなり下がってしまいます。

 

これだけ余剰電力の価格が下がってくると、これまで夜間電力で使用していた給湯器を晴天時に使用する等余剰電力を上手に利用する家電が増えてくるのかもしれません。

 

2019年08月30日

TOTOネオレスト便器の超絶・フチなし形状

先日TOTO便器のフチなし形状についての記事を書きました。その後最上位機種のネオレストのフチなし形状について分かったことがありますので追記します。

ネオレストとタンク式便器ピュアレストのフチなし形状の違いを示します。ピュアレストのフチなし形状は真ん中の「返し」の有る形状ですが、ネオレストの新フチなし形状ではほぼ「返し」がなくなっています。


初期のトルネード洗浄では吐水口からの洗浄水がカーブのきつい便器の先端を回るために「返し」をつけて水の飛び出しを防ぐ必要があったのだそうです。

ところが新トルネード洗浄では吐水口を逆向きに変更し、カーブのゆるやかな便器の奥を回るようになったため、「返し」を設ける必要がなくなりました。

 

と、言葉で説明するのは簡単なのですが、洗浄水の勢いを落とさないためには導水路をUターンさせて短くせざるをえず、その形状を陶器で再現するのには高度な解析と生産技術が不可欠となります。

写真の「Uターン導水路」の断面からだけでもその困難さが想像できます。

ネオレストの洗浄水量は大3.8Lとタンク式と比べて1.0Lも少ない超節水便器です。「フチがなくなった代わりに節水性能は退化しました」というわけにはいかないので、綿密なシミュレーションを繰り返し、現在の形になったそうです。

ちなみに大3.8Lが実現できたのはウォシュレットからの除菌水散布による「便器きれい機能」で便器が汚れにくくなった事も貢献しているそうです。

前回の記事で「近い将来新しい形状に変わるか?」と書きましたが、とんでもない勘違いで、タンクレストイレではすでに解決済でした。

しかし、タンク式ではこのような凝った洗浄方法は難しいでしょう。発想を変えた全く新しいかたちの洗浄方式を開発中なのかもしれません。


2019年08月22日

パナソニック・TOTO住宅設備機器の価格改定


今春、TOTOとパナソニックから10月からの住宅設備機器価格改定の案内が来ており、この度カタログの価格も改定されましたので、ほんの一部ですがお知らせします。


 

パナソニックのミドルグレードのシステムキッチン・ラクシーナは約9%の価格UPです。

(旧価格:標準ガスコンロプラン・扉グレード10・シルバー色ストッカー 792,500円→新価格:864,400円)

※TOTOシステムキッチンの価格改定は有りません。


TOTOのシステムバス・サザナは約5%の価格UPです。

(旧価格:Tタイプ・1616 1坪サイズ 876,000円→新価格:916,000円)

 

パナソニックのシステムバス・オフローラは約10%の価格UPです。

(旧価格:1616 1坪サイズ 885,000円→新価格:970,000円)

 

 

TOTOのタンクレストイレ・ネオレストは約6%の価格UPです。

(旧価格:AHタイプ AH1 344,000円→新価格:364,000円)

 

パナソニックのタンクレストイレ・アラウーノも約6%の価格UPです。

(旧価格:アラウーノL150 タイプ1 330,000円→新価格:350,000円)

せめて新製品に入れ替わるのならともかく、従来製品でこれほどの値上げを消費税UPのタイミングと同時に行われるのは非常に困ります。

総じてパナソニック製品の値上げ幅が大きいので、同社製品でのキッチン又は浴室リフォームを予定されている方は極力9月までの着工をお勧めします。

2019年08月05日

パワーコンディショナーの故障

「最近、発電量がとても少ないのですが故障ではないでしょうか?」

15年前に太陽光発電パネルを取り付けられたお客様から電話があり、早速行ってきました。


全部合わせて3.12KWの太陽光発電パネルです。

モニタを見てみますと

 

0.2KW?外はよく晴れているのにありえない数値です。

 

パワーコンディショナは三菱電機のOEM製品で長府製作所のCPC-04M2です。

確か「パワーコンディショナは約10年で取替」とメーカーが言っていたような・・・

「このあいだも売電メーターの取替をしたのに・・・」現在の買電メーターがスマートメーターに替わったら売電メーターは不要になりますよとお客様へ説明をしながら、「もしパワコン取替ならいくらかかるんだろう」と冷や汗ものです。

長府製作所へ確認したところ、三菱電機のメンテナンス担当が確認に行きますとのことでした。

そして結果は・・・センサー基板の交換で発電量が元に戻りました。

パワーコンディショナ本体の取替にはならなかったので、修理代金もそれほどかからず、とりあえずほっとしました。

2019年08月02日

長府製作所の井戸水対応エコキュート

お客様からよく「うちは井戸水だけどエコキュートは使えますか?」と質問を受けます。

以前は以下のような理由で井戸水でのエコキュートの使用はお断りしてきました。

 

約9年前に「井戸水対応エコキュート」をいち早く日立がラインアップしました。(下図)

 

タンクの水の入替を極力減らす事で熱交換機へのスケールの堆積を抑えるといった構成です。

エコキュートでガス給湯器並みの直圧給湯を実現しようとした「ナイアガラ出湯」の副産物なのかもしれません。

けれどタンクの水の入替を極力減らすとはいえ、膨張水が排出された量だけは確実に水がタンクに入ってきますし、タンクの湯と水との熱交換の効率は追焚だけならまだしもボイラーのバーナーと水ほどの温度差が無いためにあまり良さそうには思えません。ので、弊社では採用例はありません。

ところが、2年前に長府製作所から新しい発想の井戸水用エコキュートが登場しました。

一見従来機種と同じに見えますが、「特殊システム」を追加して井戸水内の石灰成分の熱交換器や配管への堆積を抑制しているとの事です。

 

写真の中央に写っているフィルター状のものが「特殊システム」の部品です。


部品図で確認すると従来機種との変更部分は給水口からタンクにつながるこの箇所だけです。

 

65番の部品は部品表では「水処理システム」となっています。

内部には写真の様な大小様々なサイズのセラミックボールが入っています。

 

様々な大きさのセラミックボールが水の勢いで衝突し、水とスケール分をプラス帯電させ、互いが反発しあうことで堆積を抑制させる仕組みとの事です。


 

気になる製品保証は以下の様になっています。

井戸水なら何でも良いわけではなく、少なくとも水道法の飲用水水質基準に達していないと詰まりに対する3年間無償保証の対象外になってしまうみたいです。

 

長府製作所は製品化する前に地下水に石灰成分が非常に多く、ボイラーでさえ配管が詰まってしまう事が多い山口県美祢市で数年実証実験を繰り返していたとの事です。

スケール分が堆積されにくいということは当然他の給湯配管や蛇口等にも良い影響を及ぼすとも言えるでしょう。

気を付けなければいけないのは、このシステムは鉄分には効果が薄いので、その場合は使用を見合わせた方が良いだろうとの事でした。

2019年07月23日

便器の掃除がラクになるフチなし形状について

洋式便器の掃除を画期的にラクにしてくれたのが、TOTOが開発した「フチなし形状」ですが、最新のネオレストのカタログをながめて思ったのが「フチの形状がずいぶんとスマートになったな」です。


最初(2002年位)はこんな形状でした。

 

そしてTOTOのタンク付便器の代表・ピュアレストシリーズ最新型のフチなし形状はこんな感じです。

 

フチ自体の形状はあまり変わっていませんが、周辺の形状がゆったりしたものに変化していますね。

数年前の旧型はこんな(下図参照)感じで全体の形状にカドがある感じです。最新型はフチ廻りが水流が流れやすいように全体のカドを取り曲率もゆるやかにする改良がされているのが分かります。

 

洗浄方法も吐水口の数が2つから1つに変わっているのでそちらの影響が大きいかもしれません。それにしても陶器でここまで複雑な形状を作れるのは凄い技術だと思います。

 

そしてLIXILの最新便器も調べてみると・・・

 

フチがほとんどなくなっていますね。それではパナソニックのアラウーノはどうでしょう?

 

結構フチが存在を主張しています。全体の形状も樹脂製の割にはシンプルです。

実際このあたりは各メーカー毎に洗浄の考え方の違いがあるようです。

今や約4L~5Lの節水タイプが標準になったので、少ない水量で勢いを減らさずどうやって便器内部を均等に洗浄するか?

フチの出っ張りが少なければ掃除はラクになるけど水が飛び出ないように勢いを調整しなければならず、最終的にトラップを乗り越えるための勢いを付ける機構を取り付けるか、トラップの形状自体を変形させるか、あるいは便器自体の微妙な形状変化で流し切るか・・・実際にTOTOでもピュアレストとネオレストでは洗浄方式が異なるので上図のとおり結構形状が違っており、とても興味深いです。

 

もうひとつ大事な事が。フチなし形状で便器本体の掃除はラクになりましたが、フチの出っ張りが便座裏側への飛び散りへの防波堤になっていた様で、飛び散り対策対策の為TOTOはモデルチェンジ時に便座の裏を特殊樹脂で加工する様になりました。

根本的な解決方法ではありませんので、近い将来新しい形状に変わるか、又は新機能が加わるのかもしれません。

2019年07月17日

太陽熱温水器の専用蛇口について

下の写真の壁に取り付けた自在水栓は何の為の物だと思いますか?


実は太陽熱温水器専用の単水栓です。浴槽用水栓の水と混合して使用します。

先日システムバスの施工業者に「太陽熱温水器専用の単水栓って他社の現場で取り付けたことありますか?」と、聞いたところ、「いやあ、安田さんの現場くらいですね」との返事でした。

え?そうなんだと軽くショックを受けましたが、確かに給湯器に自動お湯はり機能がついている家庭が珍しくなくなったこのご時勢にわざわざ温度が一定でない給湯設備でお湯はりをするのは面倒ではないのかな?とは思います。

それなら太陽熱温水器からの配管を直接お湯はり機能付きの給湯器に接続してしまえば解決しそうなものですが、それができるのは今や一部の給湯専用灯油ボイラーのみとなってしまいました。


 

以前は普通に接続していたのですが、安全上60℃以上の湯が給水口に入ると使用者が火傷をしてはいけないという事で、給湯混合弁のサーミスタが感知してエラー⇒機能停止になってしまうのです。

メーカーに今後の事を確認したところ、いきなり全ての灯油ボイラーに接続できなくなると取替時に困るお客様もいらっしゃるので、一部の機種で接続可能にしていますが、いずれは全て接続ができなくなるでしょうとのことでした。

ソーラー接続ユニットという内部で60℃以上にならないよう温度調整してくれる機械を接続すれば便利な追焚機能や自動お湯はり機能付きの給湯器に接続できますが、ユニットの価格は加圧ポンプ付きでなんと80,000円(税抜)!!


と、いうことで通常はシンプルに専用単水栓を設けることになるのですが、気になるのはシステムバスの施工業者の言葉・・・最近は太陽熱温水器より太陽光発電パネルを日当たりの良い屋根に設置するので、件数が減ったのか?又は何か他に良い方法があるのでしょうか?

2019年07月11日

エコキュートの残り湯熱回収eCOとく、ぬくもりチャージ、ホットりたーんについて

最近のエコキュートには熱効率を高めるために浴槽の残り湯の熱を回収する機能が付いた機種が増えています。

こちらは長府製作所のeCOとくです。

 

熱を回収する事で次の日のお湯を作る電力を節約する事ができます。


次はパナソニックのぬくもりチャージです。


最後は三菱電機のホットりたーんです。

 

ざっと見ていただくと各社似たような構成ですが、長府製作所だけ異なる点があります。

長府製作所以外は熱交換した後のお湯を貯湯タンク中央付近の中温水層へ戻しているのに対し、長府製作所では貯湯タンク最下部へ戻しています。

他社の中温水層へ戻す方法は貯湯タンクの熱効率を下げる中温水(30℃~50℃のお湯)を適当に攪拌し、熱効率をある程度高める効果が期待されますが、長府製作所はなぜ他社と異なる方式を選んだのでしょうか?

その答えは下図にあります。

 

給湯器に不可欠な膨張水の逃し弁(貯湯タイプの場合は蒸気圧で貯湯タンクが壊れる)、通常は蒸気をそのまま排出してしまうのですが、それではせっかく使った熱量を一部捨ててしまう事になってしまいます。

そこで、三方弁を用いて湯側を閉じ、水側を開放し蒸気の代わりに水を排出する事でエネルギーロスを防いでいます。

中温水については各家庭でお湯の使用状況が異なるので、タンク内での範囲が定まらず効果もまちまちになってしまう可能性がありますが、膨張水はお湯を沸かす時に必ず発生するものなので、効果が明確です。

熱回収量の目安を唯一グラフで表示できるのもポイントが高いです。

 

2019年07月01日

リフォームのプランニング、とことん付き合います

キッチンのリフォームをされたいというお客様が来られて色々と検討用のプランを作成させていただきました。

まずは既設図面を作成します。


既設のキッチンが大きいので、冷蔵庫を横並びにし、家電収納と食器棚を加え、使い勝手の改善を提案してみました。


キッチンのサイズを間口一杯にしたプランもつくってみました。

 

と、ここでお客様から、「対面式にしたらどうなりますか?」との質問が・・・とりあえず作ってみます。部屋の広さを把握する目安として大雑把なCGパースも作成します。


 

 

「フラット対面型だとどうなりますか?」

 

 

 

「対面式やアイランド型はダイニングが狭くなってしまうのでI型にもどします。今度は収納スペースを検討してみたいのですが。」

そこで様々な収納の組み合わせができる南海プライウッドの収納を提案させていただきました。

 

「色々プランを作っていただきありがとうございます。予算との兼ね合いもあり、あまり既存の壁等はいじらないことにします。」

ということで決定案です。

 

 

ここに挙げたプランは実は全体の四分の一くらいでキッチン本体のプランも併せてかなりの数を作成しました。(当然見積書も)ショールームのお姉さんも驚いていました。

普段ここまでプラン等を作成することは稀ですが、リフォームでどんなプランにしようか悩んでいらっしゃるお客様、今回はキッチンでしたが、他の個所でもとことん付き合いますので、よろしくお願いします。

2019年06月28日

引き出し式キッチンの防虫対策

システムキッチンの収納方式は近年引き出し式が主流になっています。確かに奥の方に大きな物を仕舞っても滑らかにスライドするレールのおかげで簡単に取り出す事ができて大変便利なものです。

ただし困った点がひとつあります。それは開き戸に対して虫の侵入を許してしまいやすいという事です。

レールを使っている以上ある程度隙間ができてしまうのはやむをえない事なので仕方がないとはいえますが・・・。

パナソニックのリフォムスではそういった問題に対し改善策を提示しています。(上級グレードのLクラスにもオプションで装着可能)

その名も「ムシスルーキャビネット」


下図に示す場所へ使用されています。

弊社でも結構施工実績があります。害虫が気になると言われるお客様へ提案し、設置させてもらっております。今のところは害虫になやまされているといった報告は受けておりません。

それでは現在引き出し式のキッチンを使用されている方やこれから他社のキッチンの設置を予定されている方はどうすればよいのか?といった疑問が当然生まれてくると思います。

こんな商品を見つけました。

 

東和産業株式会社さんのシステムキッチン用防虫シートです。
Amazonさんでも扱っています。
奥行が35,45,55cmと3種類あり、様々な引き出しに対応できるようになっています。

 

 

ただ、ムシスルーキャビネットと大きく違うところが、前者は効果が10年間続くと説明されていますが、こちらの効果は開封後1年間となっています。

 

 

 

どちらもアース製薬と共同開発した商品なのにどこが違うのでしょう?

引き出しの底とユニットの底板等普段目に触れない箇所との環境の違いが影響しているのかもしれません。

いずれにせよ大変興味深い製品です。これまで「キッチン1機種のみのためにわざわざアース製薬と共同開発したのか?」と思い込んでいましたが、汎用製品があったのですね。

とはいえ他のメーカーでの採用例がないということは何らかの制約があるのかもしれませんね。

2019年06月25日

最近のウォシュレットは小さくなった?

先日TOTOのウォシュレットを最新型のアプリコットに交換したところ、「座る部分が小さくなったのではないですか?」と尋ねられました

どちらもTOTOのエロンゲート規格なので、「小さくなっていません、同じですよ」とお答えしましたが、気になって調べてみました

こちらが以前使用されていたウォシュレットTCF671(1998~)です。

そしてこちらが最新型のアプリコットTCF4713(2017~)です。仕様図で比較してみましょう。

 

幅を比較してみると、図面上の数値では一番奥の幅が410-383=27mm狭いだけですが、仕様図を重ね合わせると、実際に座る部分(点線の部分)は確かに小さくなっています。

 

 

ではなぜ小さくなってしまったのか?側面図を見るとその答えが・・・。

 

座面の断熱性能を向上させる為に座面をフタですっぽりと覆う形式にした為に座面が小さくなってしまった様です。(フタ本体の幅は便器本体に合わせなければはみでてしまうので)

又便座の後半部の形状も全体の高さを抑える為に内部機械のレイアウト変更がされ、後ろ側へせりあがる形状に変更されており、実際に座る事ができる範囲を狭めています。


ゆったりと座りたい!とおっしゃる方にはパナソニックのアラウーノをおすすめします。


弊社の展示会会場での写真ですが、左側2台がアラウーノ、右側2台がTOTOのアプリコットです。一目でアラウーノの方が座面がゆったりしていると感じられます。(それと同時に便座自体が便器よりわずかに小さくなっている事が分かります)

図面で確認しても先端部分の形状がまったく違うことが分かると思います。(TOTOと同様にフタですっぽりとカバーするので、幅自体は同じですが)

初代アラウーノのデザインは有名なプロダクトデザイナーの深澤直人さんですが、どういった経緯でこんなデザインになったのでしょうか?

実はアラウーノが発売される前にシャワレイントレスというタンクレス便器がありました。「ネオヒップラック便座」という名称で長時間座っても負担がすくないとのふれこみでした。


アラウーノはこのデザインを更に洗練させたものといえるのではないでしょうか?

という事で「なるべく大きな便座に座りたい」とご希望されるお客様にはアラウーノをおすすめします。
2019年05月22日

システムバス浴槽のまたぎ高さについて(続)

 

パナソニックからも「スマイル浴槽」という出入りがラクな浴槽がリフォムスシリーズに追加されましたので、紹介させていただきます。

この浴槽の特徴は浴槽フチの中央部を滑らかに低くし、フランジ巾を狭くする為にエプロンの形状も凹ませているところで、よりまたぎやすさを追求したデザインになっています。

なおかつ以前から設置されていた握りやすい形状の「おきラク手すり」との相乗効果で、浴槽をまたぐときに安定した姿勢で出入りができるようになっています。

浴槽の上端44.4cm-5cmでまたぎ高さは39・4cmになります。
ここで前回紹介したクリナップやハウステックとの浴槽の形状比較をしてみます。

まずはクリナップ・アクリアバスから またぎ高さ36.5cm、洗い場と浴槽底面の段差は約9cmです。

 

 

次にハウステック・フェリテプラス またぎ高さ39cm、洗い場と浴槽底面の段差は0cmです。



最後にパナソニック・リフォムス またぎ高さ39.4cm、洗い場と浴槽底面の段差は5.6cmです

 

 

以上比べてみると各社の特徴が良く分かります。クリナップ・アクリアバスはまたぎ高さを重視したためか浴槽底面を下げざるをえず、洗い場床面との段差が約9cmと平均的な5~8cmと比較して大きくなっています。(他のシリーズ ユアシスでは段差は約3cmになっています) 

そういった事情もあって以前からサポートバーのラインアップが他メーカーより充実していたのかもしれません。

 

ハウステック・フェリテプラスは洗い場との段差を無くす事を重視した為に浴槽が浅くなったので、入浴時に浴槽に寝そべる角度が浅くなり、体が滑り込まないよう浴槽内に段差が設けられています。


パナソニックは両者の中間的なデザインと言えます。体が滑りこまない様に浴槽の角度をしっかり立て、またぎ高さはハウステックと同等の高さで、洗い場と底面の段差も比較的小さめです。


数値や形状については以上のとおりですが、使い勝手は他にも様々な要素がかかわってくるので、ショールームで実際に体験していただいた上で検討される事をオススメします。

2019年05月16日

システムバス浴槽のまたぎ高さについて

 

介護保険を使った住宅改修で、またぎ高さを低くするために浴槽を取り替える事例はよくあります。

とはいえ、またぎ高さだけを低くしても今度は浴槽から出るときが大変なので、うまくバランスをとらなければいけません。

システムバスではクリナップがこれまで唯一またぎ高さに配慮したシステムバスを作ってきました。

 

周囲の高さ44.0cm-7.5cmでまたぎ高さは36.5cmになります。

 

浴槽の深さは約45cmで9cmの高低差になります。

ハウステックのシステムバス・フェリテプラスはさらに進化して

 

またぎ高さは39cmで段差0cmです。確かに安全そうです。

手すりも併せて取り付けるとさらに安心して浴槽に入れます。

2018年12月15日